特許・商標登録・意匠登録、著作権・国際契約・訴訟事件・知的財産権全般を扱う特許業務法人秀和特許事務所
ご挨拶

知的財産を扱う者として、「知的財産は人々を幸せにしているのか?」という問いにどのように答えられるのか考えを巡らす日々です。発明の奨励、そして産業の発達への寄与を達成すべき目標として、特許法第1条は掲げています。そして、この目標の達成を目指して、秀和特許事務所はこれまで多くの知的財産権の創出、活用に尽力し、企業・個人のクライアント様のビジネスを支えて参りました。しかし、特に近年では、AIやIT技術の急速な発展とともに日常生活・ビジネス環境への浸透も著しく、また技術の主導権争いがそのまま国家間の争いに持ち込まれる等、人々の生活に知的財産が深く、色濃く関与していることを実感できる時代となっています。更には、近年頻発する自然災害や現在の新型コロナ禍により、その人々の生活そのものが根底から変わろうとしています。

このように時代が大きく変動しているタイミングで秀和特許事務所の所長に就くに当たり、知的財産の人々の幸せへの貢献をどのように図るべきなのか、改めてこの原点に立ち返りたいと思います。その上で、秀和特許事務所のビジョンとして、「考える楽しさを追求し、知的財産のポテンシャルを引出し、顧客ビジネスの力溢れる原動力になる」ことを掲げることとしました。我々は、単なる知識労働者ではなく、何よりも考えることに喜びを見出し、そこに他者にはできないユニークな価値ある物を生み出すことを目指していきます。環境が大きく変動しているこの時代においてこそ、知的財産がもたらし得る果実はこれまで以上に有益なものであること、すなわち知的財産にはまだまだ人々に幸せをもたらすポテンシャルが多くあることと信じ、我々はそのポテンシャルを最大化することで、顧客ビジネスの未来への挑戦に資する原動力となる所存です。

これまでの常識が直ぐに廃れ新たな常識が生まれてくる時代の中では、明確な正解(正しいと信ずる目標)はなかなか見出しにくく、しかしそのような状況下でも様々な判断を矢継ぎ早に迫られることになります。もしその判断を誤ってしまうとどうなるだろうかとの恐怖を抱くことも少なくないでしょう。しかし、考えるという人間の精神活動は何よりも自由なものであり、幸せや豊かさの根源となるものです。我々は、考えることを楽しみ、精一杯考え抜き、試行錯誤を厭わない姿勢を忘れずに、所員一同力を合わせ、一層努力して参ります。

ご指導とご厚誼をよろしくお願いいたします。

所長弁理士 今堀 克彦