「コロナ禍における業務への取り組みについて」
秀和特許事務所では、2020年4月より積極的にテレワーク推進に取り組んできました。その取り組み内容を以下にご紹介致します。
2020年4月以降継続して、所員の 80%~ 95%がテレワークを実施
当所では、以前より試験的に限定された形でテレワークの導入テストを行っておりました。その経緯があり機器の用意はある程度整えられている状態であったため、テレワークへのスムーズな導入が実施できました。
2021年1月4日~5月14日の実績として、平均約 85%の所員がテレワークを実施致しております(交代出勤制ではありません)。年度末は郵送物等の業務量が増加する為、一時的に出勤率が上昇致しております。
テレワークの推進に向け、全ての業務の電子化を実施
当所では、テレワークへの対応および災害対策の一環として、内製システムおよび業界専用パッケージシステムを通じて情報の電子化をすすめておりました。段階的に進めていた関係で、紙がまだまだ多い状態でしたが、コロナを発端として急速に電子化を整備することが出来ました。
クラウド勤怠管理の導入
今まで紙のタイムカードを利用しておりましたが、自宅からでもタイムカードを打刻したり、各種申請承認ができるようにクラウドサービスの勤怠管理を導入致しました。
所内コミュニケーションツールの導入と活用の検討
主な連絡手段として活用を推進しております。必要な所員間コミュニケーションをとるための、管理職による所員への積極的な働きかけも行っており、そのうちの取り組みとして、全所員当番制による朝の挨拶(文字チャット等)を実施いたしております。
朝の挨拶の内容は、自己紹介や趣味など(写真掲載もOK)自由としており、お互いの共通点の発見などもあり、毎朝盛り上がって業務をスタートすることが出来ております。
デスクトップパソコンからノートパソコンへの交換を実施
基本的にはテレワークですが、事務所にて業務が発生した場合にでも対応できるように、ノートパソコンへの買い替えを実施いたしました。
各所員へ業務用電話番号の配布を実施
事務所負担の通話で業務に円滑に取り組めるよう、電話番号の配布を実施いたしました。
テレワークでの工夫点・改善点を紹介するプレゼン大会を実施
オンラインにて、テレワークでの工夫点・改善点を紹介する賞品付きプレゼンテーション大会を実施し、積極的な相互の情報共有を図っています。
新入所員は一定期間は常勤で信頼性貯金を増やす
新しく入った仲間については、同じ部署のメンバーが交代で出勤し、顔を合わせて業務のレクチャーも兼ねながらコミュニケーションを取って、お互いの信頼関係を築く機会を設けています。
全体のあいさつ行事もオンラインで
年末や年始の全所員へのあいさつ行事、新システムの導入説明会等は、すべてオンライン中継で行っております。映像は、季節感を感じて頂く為、装飾を加えたり、テロップを表示する場合もあります。