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国家知的財産権局が公表した2018年度の知的財産権に関する統計データ及び関連情報

 2019年1月10日に、中国国家知的財産権局は北京で2019年の第一回記者会見を行い、2018年度の特許、商標、地理的表示、集積回路配置設計に関する統計データをトータルに発表した。発表された内容の重要な部分は以下の通りである。

  1. 特許について

    データによると、2018年に、わが国の特許出願件数は154.2万件であり、2017年の138.2万件に比べると、11.6%増加した。権利化された件数は43.2万件であり、その中で、国内出願者による件数は34.6万件になる。

    なお、2018年に、中国国内(香港、マカオ、台湾を除く)のTOP3の権利者として、一位はHuawei(3369件)で、二位は中国石油化工有限会社(2849件)で、三位は廣東歐珀移動通信有限公司(2345件)である。

    2018年年末まで、国内特許権保有件数は160.2万件であり、人口1万人あたりの特許保有件数は11.5件に達している。1万人あたりの特許保有件数がTOP10の省のランキングは以下の通りである。

    PTC出願受理件数は5.5万件であり、昨年より9%増加した。そのうちの5.2万件が国内出願者によるものであった。

  2. 商標について

    2018年に、商標出願受理件数は737.1万件であり、前年より28.4%増加した。登録された商標の件数は500.7万件に達した。国内の有効な商標登録件数(国外の権利者が中国で受けた商標登録とマドリッド国際商標登録を除く)は1804.9万件に達し、前年に比べて32.8%増加した。

    2018年、マドリッド商標登録出願件数は6594件で、前年より25%以上増加した。商標出願の審理期間は6ヶ月まで短縮され、拒絶査定不服審判も7か月以内まで短縮された。

  3. 地理的表示について

    2018年に、認定された地理的表示保護製品が67になり、961の地理的表示商標が登録された。2018年年末まで、2380の地理的表示保護製品が認定され、4867の地理的表示商標が登録され、223の企業に地理的表示製品の専用標章の使用を認可した。

  4. 集積回路配置設計について

    2018年、中国知的財産権局は4431件の集積回路配置設計の出願を受理した、前年より37.3%増加した。登録件数は3815件で、前年より42.9%増加した。

    中国市場監督管理総局の局長は、次のように述べている。政治的責任感と現実的緊迫感をさらに一層強めて、知的財産政策の発展の推進を加速し、歴史的転換を実現しなければならない。具体的には、知的財産権の審査効率を向上させ、知的財産権の品質を向上させる。そして、知的財産権保護、制度の整備及び国際競争力の強化にも力を入れる。

――人民網