既にご案内の通り、秀和特許事務所は昨年10月1日より、特許業務法人として、顧客の皆様へ知財業務の提供を開始しました。新法人においては、本来の出願権利化業務に加え、顧客の皆様の知財ニーズに幅広く応えるべく、業務の拡充を図ってまいります。
そこで、今回の知財ディスカッションセッションでは、「未来予測と知財経営」に注目したセッションを開催致します。大きく変動するグローバル社会において勝ち残るには、先手の知財経営を行う必要があります。多くの優れた経営者が将来を見通すビジョナリーであったことを忘れてはなりません。そこでは、将来のあり方を想定し、未来に向けた知財活動がなされています。また、政府からも知財経営の重要性が指摘されておりますが、それに関連して、昨年の6月に「知財のビジネス価値評価検討タスクフォース報告書」及び「経営デザインシート」が公表され、「デザイン経営」というコンセプトも提唱されています。このように、知財を今まで以上にポジティブに企業活動に適用すべき時代が到来しています。
これらの点を踏まえ、今回の知財ディスカッションセッションでは、「知財経営」を行っていく上でどのような「知財戦略」を描くべきか、そして、先手の知財創造に必要な将来への価値創造メカニズムをどのように構築していくべきかという点に着目し、弊所遠山弁理士と(株)B.B.stoneデザイン心理学研究所 日比野好恵様を交えてディスカッションを重ねたいと考えています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。