今回のディスカッションセッションでは、シカゴを拠点とし、米国での特許の権利化および訴訟手続に豊富な経験を有する、Marshall, Gerstein & Borun LLP 事務所の Jeremy Prota氏、Benjamin Horton氏および Mark Izraelewicz氏をお招きし、米国特許が包含する諸問題についてご説明頂き、その対策を共に検討します。
第1部では、「抽象的アイデア」が特許適格性を有するか否かの問題に関し、秀和特許事務所より、主にソフトウェア関連発明について重要判例を交えて説明を行い、重要なポイントについて、米国代理人を含めて議論を行います。
第2部では、「米国特許のスムーズな権利化と侵害訴訟の実情」のテーマで、米国代理人より説明を行います。米国特許の権利化過程ではしばしば審査が長引き、費用も膨らむ傾向にあります。また、米国特許侵害訴訟の仕組みやルールは複雑で、出願・権利化の時点から訴訟に備えた対策が必要です。今回は、特に、AFCPやP3などのパイロットプログラムや審査官インタビューなどを活用しスムーズに権利化できる方策、および禁反言やパテントトロールなどに関する最近の米国特許訴訟の重要判決などについて説明頂き、皆様と米国での知財戦略などを議論させて頂く予定です。
テーマが広く、多くの情報が得られる良い機会ですので、皆様のご参加をお待ちしております。
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日程
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【第1部】
13:30 ~ 14:30 米国特許法101条の「抽象的アイデア」について
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(Coffee Break)
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【第2部】
15:00 ~ 16:00 米国特許のスムーズな権利化
16:00 ~ 17:00 米国特許侵害訴訟の実情
17:00 ~ 17:30 Q&A
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【懇親会】
17:30 ~ 18:30 懇親会、ネットワーキング(無料:軽食を準備します)
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場所
アゴラ東日本橋(秀和特許事務所の所在するアクロポリス21ビルの4階になります)
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テーマ
第1部:「抽象的アイデア」
第2部:「米国特許のスムーズな権利化と米国特許侵害訴訟の実情」
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プレゼンター
Marshall, Gerstein & Borun LLP 事務所
Jeremy Protas氏、Benjamin Horton氏、Mark Izraelewicz氏
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資料及び言語
第1部:日本語資料を用意し、日本語で行います。
第2部:英語資料とその日本語訳を用意し、プレゼンターからの説明は英語で行い、適宜秀和特許事務所の弁理士により日本語でフォローする予定です。
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参加の申し込み
秀和特許事務所の下記担当者まで、参加するセッションの別(第1部・第2部・懇親会)をご連絡ください。
担当:中村、高田、佐貫、下田
E-mail:
参加者数把握の為、一応期限は、とさせていただきます。
なお、第2部から参加の方は、14:30 ~ 15:00 の間にお越しください。