特許・商標登録・意匠登録、著作権・国際契約・訴訟事件・知的財産権全般を扱う秀和特許事務所
ご挨拶

  知財立国が標榜され、国内外における知財構築の重要性が認識される一方で、お客様の事業戦略・経営戦略と整合した真に価値のある知財が求められる時代となりました。それに対応すべく、私どもは、お客様の事業戦略・経営戦略を前提に知財戦略を理解し、お客様の事業に貢献できる知財サービスの提供に努めています。特に、お客様の技術、商品が多様化・高度化し、ビジネスの選択と集中が短期間で進められる中で、所員個人の基礎能力向上とともに、組織としてのサービス品質と柔軟な対応能力が重要になると考えています。

  そのため、弊所は、所員各人が専門能力の向上に努め、所内の組織横断的な活動、お客様との積極的な交流を通じて所員相互の研鑽、顧客ニーズを意識した知識と経験の共有を図っています。例えば、(1)所内判例検討会、(2)お客様を交えた、場合によっては外国代理人を加えた小規模セミナー(ディスカッションセッション)の開催、(3)外国での裁判例あるいは国内外の法改正等に対処する臨時的な検討チームの編成と所内外への情報発信、等を通じて実務能力向上と組織間の融合とを図り、その結果として、専門法域の異なる所員、専門技術分野の異なる所員が連携して組織的に顧客ニーズに合致したサービスを提供できる体制をとっています。

  一方、私どもは、お客様から安心してご依頼頂けますよう組織の永続性を保つために、パートナー制を採用し、適切な世代交代が可能な事務所を目指し、平成十年に世良和信、遠山勉、松倉秀実(故人)、及び川口嘉之ら創業者が二つの事務所を合併して現在の秀和特許事務所を設立し、プロフェッショナルな知財実務を通じてお客様の利益を最大限に守る、信頼できる総合事務所を目標に、サービス品質の向上に努めて参りました。

  創業者世良和信は、諸外国の知財渉外案件に注力し、特にわが国最高裁において初めて均等論の適用が認められた特許権侵害事件「ボールスプライン軸受事件」に補佐人として関与するなど、多くの訴訟経験を活かして弊所の法務部門の充実を図り、現在は相談役の立場から、主として知財渉外案件の助言・指導を行っています。

  また、遠山勉は、特許明細書作成のあり方を理論化して、静的・動的分析法を提唱し、長年に渡り各方面で普及啓蒙をするとともに、所内でも技術分野を問わずその理論を伝承すべく教育活動を実践し、品質管理をしております。

  故松倉秀実は、草創期におけるソフトウェア関連発明のあり方・ビジネスモデル特許の保護のあり方等を研究し、その成果を所内外に伝えるとともに大学等での教育活動をして参りました。

  また、川口嘉之は、草創期のバイオ関連発明の保護をリードし、そのあり方を所員に伝承しております。   以上のように、弊所は、創業者世代に蓄積された実務ノウハウを基礎としつつ、所員個々のさらなる能力向上と組織対応によって変化の速い時代において顧客ニーズに合致したサービスを提供して参ります。弊所は、今後も一貫してかつ永続的に、真にお客様のビジネスに貢献できる知財の構築と活用を支援すべく、所員一同力を合わせ、一層努力して参りますので、宜しくご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。

所長弁理士 平川 明